ガチンコバトル OB戦 〜時を超えた闘い〜

※注意
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TEAM HOTOKE



1984年創設

創設時のメンバーに、フランス語(仏語)履修者が多かったことが、

その珍妙な名称の由来だという。


厳しい練習や、勝利に対する姿勢、逆境に立ち向かう精神により、

発足以来、多くの優秀な人材を育成し、世に送り出している。

今では、政財界において、ホトケ卒業生の集団である

ホトケ閥』が誕生していることはあまりにも有名。



ホトケ出身者が日本を、いや世界を動かす



もはや、そのような時代になっているのだ。


そして、今日は、


将来を嘱望された存在であるホトケ現役軍と、

日本をリードする存在として各界から激賞されているОB軍


が一同に会し、野球を通じて親睦を深めあう

伝統行事 ОB戦が行われました。


その模様を、主将ミツイ 副将ニシオカの両名で

記述致しました。

どうぞご覧になって下さい。







30年弱にもわたる長き伝統をもつホトケ


激しい浮き沈みを経験した我らがチームだが、
現在、その最盛期といっても過言ではないの実力と実績をのこしている。


その要因はなんといってもその「練習量
もはや「仏」とは名ばかりで野球の「鬼」と化しているのである




イケダ「今日の試合、2時開始やけど、俺は1時に行く。早く行って準備するんや。」
ドイ「じゃあ俺は12時30分に行く。お前よりもしっかりした準備するから。」
イケダ「はぁ!?ふざけんなよ。それやったら俺も12時30分や!」




無駄に球場入りを競うアホ2人


しかしその数分後…



シャク「おう、お前ら早いな。」


こいつはナチュラルにこの時間に来てる
生粋の野球バカだ




時間の経過とともにぞくぞく集まるホトケのOBたち



現役 1塁ベンチ

OB 3塁ベンチ



に分かれてグラウンドに入り始めたその時




ある男の登場が場の空気を凍りつかせる!





ナカムラ「ほい〜。こんにちわ〜。今日はわしは何番バッターなんかの〜〜。」



意気揚々と1塁ベンチへ向かうナカムラ



カシワギ「えっ!?ナカムラさんってこっち側なんですか?」


サトウ(準認定クズ)「お前はどう考えても向こうベンチやろ。」





OBよりもはるかにOBっぽいナカムラの現役参加表明に、突如として混乱の渦に巻き込まれる1塁ベンチ。



しかし、そこはさすが京大生というべきか。
超難関と呼ばれる入試を乗り越えてきたその優秀な頭脳で、何とかこの状況を把握することに成功する。





試合開始。




現役の先発はシャク

ブログを愛読してくださるホトケファンに方々にしてみれば



「ちょっとちょっと、オッサン相手にシャクを投げさせるなんて、容赦ないわね。」
「そんなことしたら、OBの皆さんが帰っちゃうわよ。」



と思われるかもしれません。


ですが、心配は御無用。


僕たちは野球の鬼ですが、さすがにそこまでではありません。
最初にビビらせておいてすぐに投手交代し、「あぁ、なんて今年のホトケは優しいんだ」とOBに思わせる巧妙な作戦なのです。



OBの先頭バッターはその圧倒的存在感でOBをひっぱるキャプテン・ヨシダさん


ヨシダさん「うっひょー!速いーー!」





カキーーーーン





シャク「あれ!?」


なんといきなり2ベースを浴びる




ここで僕たちは自分たちの愚かさに気付いたのです。

そう、このOBたちはただのオッサンたちではない。
この伝統あるホトケの、この強豪ホトケの、偉大なる先輩たちなのだ



しかも、今日ここに集まった方々はその中でも特に野球愛・ホトケ愛に優れた少数精鋭。

そんな選抜チームに対し油断するなんてありえない。





ここから本気の現役チームがOBに襲いかかる!





と、いいたいところでしたが


OBエースワタナベさんの鋭く曲がる変化球に打線が繋がらない



新上位打線として結成された1番・ニシオカ、2番・サトウ、3番・カシワギの「アニメイト打線」


ニシオカ4打数連続ヒットを放つなどするも、サトウカシワギがともにノーヒットというクズっぷりを披露。



さらに5番・シャク4安打しているのに4番・ミツイはノーヒット。




下位打線に至ってはドイが打席に入るなり


「さっさと終われ!」
「時間の無駄や!」
「帰れ!」


など仲間割れが起きるほど。




それに加え、リリーフでマウンドに上がったナカムラが例のごとくOBにボコボコに打ち込まれノックアウト。


ミツイ「なんなんだこれは?これがホトケの試合なのか?こんな不甲斐ない姿をいつまでも見せているわけにはいかない!」


誰か何とかしてくれ…



キャプテンの悲痛な叫びに




あの男が応える!





カワイさん「じゃあ次から俺がピッチャーするわ。」



なんとOBのピッチャーがカワイさんに交代。
昨年同様、いかにもピッチャーフライを落球しそうな赤いグローブをつけて颯爽とマウンドへ。



ミツイ「よっしゃー!これで5点はとったも同然や!」



盛り上がるホトケベンチ。


その期待通り、ニシオカ汚物などがヒットを放つものの

カワイさんの意外にいいピッチング、つまりしょうもないけど素晴らしいピッチングに怯む現役チーム。



しかし、みなさんご存じでしょうか。

カワイさんは相手バッターをいくら抑えようとも、もうひとつ戦わなければならない相手がいることを。


そう、それは味方のエラー
京阪に所属した5年間、カワイさんは常に味方のエラーと戦い続け、そして敗北し続けてきたのです。



それはOBとなった今年も不変のものでした。


凡打がことごとくエラーとなりあっという間にOBを突き放す現役


ようやく我々の底力を見せつけることができ、見事勝利。




時間が余ったので行った2試合目はキムラがボコボコに打たれて負けてしまいましたが、4イニングくらいで終了したので不問としましょう。




ナカムラキムラが打ち込まれているのを見て


「あいつもよう打たれとんの〜〜〜。うひひひ〜。」


って喜んでましたが、キャッチャーのサトウが、全部ど真ん中にストレートしか投げていなかったことを教えると、




ナカムラ「そういうカラクリか〜〜!!」


と嘆いていました。




なにはともあれ、現役・OBを問わずホトケメンバー全員が最高に楽しんで野球ができてよかったと思います。





野球の後は、伝統行事 ОB飲み会


参加者が急遽増え、席数が足りなくなる不測の事態がありましたが、


ナカムラ♂の股間の上にミツイ♀が座るなど、

持ち前のチームワークと愛の力でカバーしあい、無事宴会開始。



ヨシダさん 「ここ数年、ワシらОBの方が現役より強かったんじゃがのお。
今年のホトケの強さには驚いたわい。やっぱり、本物は違うのお。」


ナカムラさん「なんか今日はワシと同世代の人がいっぱいいて嬉しいわ。
今まで、ジェネレーションギャップを感じておったんじゃワシゃー。」


モリさん  「酒飲んだら、ソー○行きたくなってきましたで〜。
ええ乳持ったコ入ったらしいすよぉ〜。」



真正のオッサン、オッサンぽい現役、現役っぽいオッサンなど

様々な人間が入り乱れ、異様な雰囲気でありましたが、

皆一様にホトケを愛し、今後のホトケの発展を願う気持ちに変わりなく、

和気あいあいと、イイ感じに盛り上がった楽しい飲み会でした。



終了間際、



ミツイ「お疲れ様でしたー。会費3500円お願いします。」



会費の徴収を告げると、



カシワギ「うひゃあー。3500円あったら、綴のケチャオム7杯食べれるじゃないですかー!」


シャク 「ここは4階なんで、普段から練習してる盗塁時のスタートを利用した食い逃げも通用しません!」


ドイ  「すいません。この頃、本業(盗み)の調子が悪くて、金ないっす…」



3500円…。


確かに、一般のバイトしている健全な大学生なら造作ない金額です。

しかし、忘れてはならないのはココがホトケだということ。

たいていの構成員が、学生生活の9割方を野球に注ぎ込んでいます。

悲しきかな…。野球への情熱はあっても金にはならないのです!!!



途方にくれる現役陣を見るに見かねてか、

あの有名なОBが信じられない行動をとる!!!



河合さん「フッ…。やれやれだぜ!おい、ミツイ!こいつをくれてやろう!」





ピラッ





ミツイ  「ぐはぁー!!!こいつはマサカ!?」


ニシオカ 「ハンパじゃない!銀行員の経済力はハンパじゃねえぞ!!!」


ナカムラ 「わしゃ、長年ブックオフのレジやっとるけど初めてみたわぁ!!」


河合さん 「愚民ども!!!俺を崇め奉れ!!!これが本物の1万円や!」




1万円



10000円



ten thousand yen



今まで、本で読んだり、偉人のお話の中でしか登場しなかった伝説の紙幣。

生まれて初めて、本物のそれを見たホトケ一同は興奮を隠せません。

まるで、戦後、米兵にチューインガムを要求していた子どもたちのように

1枚の紙幣に群がりました。


現役時代、希代のドケチを誇っていた河合さんですら、この太っ腹…。

パナソ○ック、JR、お京○などなど、

錚々たる大企業にお勤めなさっているホトケОBの皆さまは、

当たり前のように、福沢諭吉樋口一葉を下さりました☆



ホトケのОBは宇宙一



みんなとっても感謝してました♡

本当にどうもありがとうございました!



支払いも終わり、みんなで帰ろうとしていると、

またしても事件が起きました。


カシワギ 「なんか妙にスッパイ匂いがするぞ!」


匂いのする方向を見てみると、そこには黄色い液体が!!!


サトウ  「みんな気をつけろ!!!こいつはフナコシ液体ヴァージョンだ!」



フナコシ液体ヴァージョン



勘のいい読者なら、もうおわかりでしょう。


日本語で「吐瀉物」、ドイツ語?で「GERO」。

人類の体内から排出される最悪の物質「汚物」と双壁をなす存在…。



みんながその横を慎重に通り抜ける中、悲劇が起きた!!!



イケダ 「野球したいなぁー!今から御所で素振りだ!イッシッシ!」



愛すべき野球バカ イケちゃんは完全に酔っていた。

前も後ろもわからない状態。

もちろん、目の前にあるGEROも彼の視界にはなかったのでしょう…。





ベチャ!





イケダ 「うぎゃぁあああーーー!




と、悲しい事件もありましたが、飲み会も一応成功してよかったです。


ОBの皆様に後期優勝の報告ができるよう、今後のリーグ戦もがんばろー!