記録更新の9連勝 完勝 ペッカー戦
待ってる
ずっと 待ってる
亜豆 美保 (『バクマン。』より)
男は考えていた
「『BEYOND MAX KING』という強力な仲間が増えたのは確かにいいことだ。だが、それに頼り過ぎることはないだろうか。過信することはないだろうか。それが心配なのだ。」
人一倍チーム管理に腐心するこの男の考えはおおむね正しい。
しかし、オールウェイズ戦の前哨戦となる今日のペッカー戦で、その不安は意外な形で裏切られることになるのだ!!
ペッカーは今年の開幕戦でホトケに黒星をつけた憎き相手
ボコボコにしてやんよぉ、ってな気概で挑もうとした我々ですが、なんと前々回のダルマに引き続き相手の人数不足に悩まされる。
(豆知識:ただでさえ野球人口が多くないのに、今年はマジシャンズ新人17人、ホトケ新人14人とこの2チームが独占していることが他チームの人数不足を引き起こしている。)
なんとかペッカーが助っ人を借りてきて試合開始するも初回、長らく待たされたホトケはまるで巌流島決戦の佐々木小次郎のように調子が出ず、ニシオカがキャッチャーフライをとろうとする捕手を必死に邪魔するなどの抵抗を見せるも0点に抑えられる。
しかし、調子が出てきたホトケは2回
ミツイの痛烈な2ベースを皮切りに、シャクが捨て身タックルで出塁すると、続くバッターはマウラ。
ツイッターでだらだらとしょうもないことをつぶやく…
ヒット打ったことないのに妙に打席で自信満々…
なにかとカンに障る言動の多いマウラ。
どうせ今日も打たんやろ、と思っていましたが
バコーーーーン
『BEYOND MAX KING』の力も手伝って特大の先制のタイムリー2ベース。
さらにイケダが影分身で満塁とし、ナカザキさんのショートゴロが相手のエラーを誘い1点追加、なおも満塁。
そして、打席には
満塁男・ニシオカ (今季、満塁打率 1.000)
ニシオカ「おい、お前は『10割』っていうことの意味を知っているか?そう、100%、つまり『絶対』、俺は『絶対』なのだ!!」
バコーーーーン!!
華麗なセンター前ヒットで3点目を奪取。
もうこれで勝ちパターン
きひひひひ、きひひひひ。
と油断していると、
カキーーーーン!!
なんと、ホトケのエース・ナカザキさんがHRを打たれたのです。
しかも、打たれた相手は新人。さらに、野球をしているにもかかわらずシャルケの内田選手のユニフォームを着こなしている人に打たれました。
まさにアンビリーバボー。
ミツイ「むむう、開幕戦で我らに黒星をつけ、さらにエース・ナカザキさんに本塁打を浴びせるとは。もう許せん!総攻撃だ!!」
怒りに身を任せ、打席に入るミツイ。
あいこ・あかね先輩「キャーーー♡ミツイくんかっこいい!
特にその筋肉がいいわ♡ その二の腕で圧迫されたい!
圧迫祭りよッ!!」
ミツイ「イヒヒヒ!そうでしょ、そうでしょ。見てくださいよこの筋肉!
ムフゥーーーン!!!」
マキノ「ミツイさん!前見てください、前!ボール来てますよ!」
ミツイ「ちょっと待ってくださいよぉッ!!」
ボテッ
て感じでミツイはダメでしたが、
イケダが捨て身タックル、不振に悩むドイがライト前ヒット、ニシオカが影分身で満塁。
すると、相手が委縮したのかエラー2つと押し出し2つで4点追加。
なおもチャンスでバッターは打者一巡して再びイケダ。
ニシオカ「ふむ。こいつは守備は上手いがバッティングはからっきしだ。何とかしなければ……、よし。ちょっとマユハちゃん、耳貸して、…ゴニョゴニョ…。」
マユハちゃん「え〜〜っ、なんであたしがあんな野郎のためにそんなことせなダメなんですかぁ? …ちっ、しょうがねぇな、やってやんよぉ…ッ!」
「頑張って〜〜〜、イケダくぅ〜〜〜ん♡」
イケダ「えへへ♡ 僕にもようやくファンがついたみたいだなぁ。よっしゃ、まかせとけ、どでかいホームランを見せてやるぜェェェ!!」
スカッ
三振!!
どうやら「黄色い声援」に弱いというホトケの伝統はこれからも継承していくみたいです。
5回、今日は5人もマネさんが来てくださったのを全員黙らすと、ホトケ打線が再噴火。
ドイがエラーで出塁、ナカザキ・ニシオカの連続レフト前ヒット、マキノの影分身などで満塁とすると、最近不調のハラダさんが名誉挽回のタイムリー2ベース。
さらに、ミツイの影分身とシャクの今日2本目のヒットとなるレフト前ヒットでなおも満塁、ここでさきほどダメダメだったイケダまでがレフト前ヒットを放つと、なんとモリにまでヒットが生まれ、
なんとこの回8点追加。
さらに、7回にはモリがこの日2本目のヒットを放ち、普段の絶え間ない努力の成果を披露すると、ナカザキさんもそれに応えて2ベース、そうなればこいつが打たないわけがありません。そう、ニシオカ。彼のセンター前ヒットで2得点。
驚くべきことに今日は14安打の17得点
もうブログを書くのが大変です。でも、たとえどれだけ多くのヒットが出たって、1本1本の価値が下がるわけではありません。どれもすばらしい努力の結晶です。だからほとんど書きました。書いてない奴はゴメンナサイ。
17−2
今季最多得点で見事に勝利。
今日の英雄
ニシオカ
(5打数3安打3打点2得点)
番外編
今日はみんなが笑って最高の日。
そう思っていましたが、残念な出来事もいくつかありましたので紹介します。
<エピソード1>
サトウ(準認定クズ)「はぁ〜〜。みんながヒットをバンバン打っているのに、僕は満塁のチャンスでさえ平凡なファーストファールフライ。自分が情けないぜ…。」
ウツノミヤ「サトウさん、落ち込まないでくださいよ。僕だって満塁でホームゲッツーだったんですから…。はぁ〜〜〜…。」
サトウ(準認定クズ)「もう駄目だ。俺は野球に向いてない。この心の傷は一生治らねぇよ。」
ウツノミヤ「……!!そうだ!!こんなときこそ『アニメ』だ!『アニメ』は僕らに勇気をくれる。心の傷をいやしてくれるッ!!」
サトウ(準認定クズ)「その手があったかーーーーッ!!!」
<エピソード2>
ミツイ「う〜〜ん。今日はあんまり体調が良くないし、4打席も立ったから、控えの選手に席を譲ろう。ゲッ!控えの選手はフナコシ(汚物)かよっ!しょうがねぇ、行って来い汚物!」
フナコシ(汚物)「よっしゃぁぁぁ、絶対に打ってやるぞぉぉぉ。」
コツーーーン
フナコシ(汚物)「ああ!こりゃだめだ。ピッチャーゴロだ。もう走るのもメンドイってな具合のしょうもない打球だ。」
相手ピッチャー「あらよっと、おっと、手が滑った!!」
フナコシ(汚物)「えっ!エラー?あぁもう、走っておけば間に合ってたかもしれないよぉ。」
ミツイ「せっかく俺が打席を譲ってやったのに走りもせんとはふざけんなよ!!
このドチンポ野郎が!!!!!!」