今季第2試合目 リソシス戦 「再出発の勝利」
人の生命(いのち)は地球の未来
燃えるレスキュー魂!
救急戦隊 ゴーゴーファイブ!
(1999年放送 スーパー戦隊シリーズ第23作 救急戦隊ゴーゴーファイブにより、変身後の名乗り台詞)
お察しの通り、今回のブログ更新はニシオカが担当です。
今回の対戦相手はリソシス。京阪リーグでは常に上位をキープしており、第1戦目に勝利しているからといって油断できない相手。
(『リソシスってどういう意味?』って思ってるあなたのために。リソシスとは『Resource』の複数形である。高校の時に英文によく出てきたやつだ。でもそれなら、リソーシーズな気もする。ネイティブなのかぁ?ネイティブな発音なのかぁぁぁああ!?)
今日の先発予定は中村。
バッティングはできないし、守備もできない、おまけに肝心のピッチングでもヒジを痛めて完投すら危ういというキングオブクズだ。
しかし、ここで予想だにしない事態が発生!!
中崎さん「おい、ミツイ。今シーズン、俺は4勝負けなしとホトケのエースの座を我がものにしてきた。だが、昨日のオールウェイズ戦でそれが自分のおごりだったとわかったんだ。頼む。今日の試合で名誉挽回させてくれ!!!」
なんと、急遽、中崎さんが授業をさぼって試合に来てくれたのです。
(良い子のみんなは真似しないでください)
ホトケ一同「やったぁー!中崎さんが先発なら安心だ。バンザーイ、バンザーイ!」
中村「…わしの立場はどうなるんや。しかもスタメンにすら入れてもらえへんことになっとるやないか。だが、中崎さんは連投だ。必ずボロが出るに違いない。こうなれば、リリーフとして準備を整え、わしの重要性を知らしめてやるでぇ!」
という感じで、久々の後攻で試合開始。
1回、最近絶好調の1番ニシオカ(打率4割弱)がセンター前ヒットで出塁し、ハラダさんがすてみタックルでつなぎ、いきなり1アウト1,2塁のチャンス
続くバッターは4番ミツイ
ズバーーーーーン!!
三振
2回生以上の方は知っていると思いますが、今日からミツイは持病の5月病が再発症しました。
そして、5番カシワギ
ボテーーーーーーン!!
キャッチャーフライ
後続の見事な凡打で2者残塁。
カシワギ「違うんスよ。バッティングは調子でないんですけど、守備はいいんすよ!!」
期待のルーキーが吠えます。
拙い攻撃の後にはピンチが来ます。それが野球。
レフト前ヒットを浴びてランナー1塁。
中崎さん「先制点は死んでも渡さん!!うりゃぁぁぁぁぁああああ!!」
カキーーーン!!
打球は平凡なライトフライ。
しかし、なんという悲劇でしょうか!
ライトを守っていたのはキングオブ汚物と名高いフナコシだったのです。
フナコシ「うわぁ!なんだこりゃーー!?フライってどうやってとるんだっけぇ???」
しかも、コイツのスーパークズプレイはこれだけではおさまりません。
なんと、元・中日ドラゴンズ外野手・セサルもびっくりするような後処理の遅さで、1塁ランナーがホームに帰ってきたのです!!
クズがクズたるゆえんを目の当たりにしました。
何とか1失点で抑えた後の攻撃。
バッターはフナコシ
フナコシ「くそう!!やったるでぇ!!」
さっきのプレイを取り戻すために気合いを入れるフナコシ。
フナコシ「うりゃーーーー!」
初球、自分の身長より50cmも高いボールを空振りしました。
こいつはアホです。
しかし、なんと次の瞬間!!
カキーーーーン
痛烈な打球はセカンド強襲のヒットに!!
佐藤「おい!今のはエラーやろ!エラーにしてくれ!あの汚物が今季通算ヒット2本で、俺が1本なんて信じられないィィィィィ!!」
フナコシにヒット数を勝ち越され、悔しがる佐藤。
偶然にも、その次の打順はその佐藤であった。
悔しさを力に変えた佐藤が、
驚愕のプレーを見せる!!
審判「ボール。フォアボール。」
佐藤「よっしゃ。」
なんと、フォアボールでガッツポーズをしたのです!!
あいつには根性というものがないのか!!
ディスられて当然の野郎だ!!
この後、中崎さんの影分身、ワイルドピッチに加え、
期待の新人と呼ばれ注目を浴びているカシワギほど存在感はないが、実はカシワギよりだいぶ活躍しているドイちゃんが華麗な2点タイムリーヒットを放つなどして計3点をもぎ取る。
後続のミツイ・カシワギは凡退。
(こいつらは本当に4番5番なのか?)
さらに、3回にも山場は続く
ショートの佐藤が三遊間のゴロを華麗にさばいて1アウト。
中崎さん・ニシオカ(バッテリー)「ヒットをアウトにするなんて、佐藤の守備はなんてすごいんだ。」
ファーストのミツイがなんでもないゴロをはじく。
中崎さん・ニシオカ「あいつの目はどこについているんだ?」
ミツイがはじいたボールをフナコシがさらに後ろにそらす。
中崎さん・ニシオカ「あいつらはエラー界の荒木・井端だ。」
その後結局、犠牲フライで1点を失う。
この時点で3−2でリードしているものの、あまりの点の取られ方の悪さに、ペースはリソシスに傾いていた。
しかし、怒涛の8連勝を成し遂げた底力は、ここで爆発する!
放浪新人・ヤマグチくんの影分身、フナコシの自業自得なすてみタックルの後、佐藤のピッチャーゴロがゲッツー崩れとなる間に2塁ランナーヤマグチくんが激走しホームに生還。
さらに、中崎さんが バットでも魅せる痛烈な2ベースヒットで、1アウト2,3塁。
ここでバッターは今もっとも旬な男
1番・キャッチャー ニシオカ
ボカーーーーン
詰まり気味にライトに上がった打球は、ニシオカの日ごろの行いの成果と、トリプルZという異端なバットが持つ不思議な力(根元で打った打球がなぜかぐんぐん伸びる)によってライトオーバーの2点タイムリーツーベース。
さらにその後、ドイちゃんのヒットで進塁したニシオカがハラダさんの内野ゴロの間に生還し、この回一挙4点。
ミツイは当然アウトでした。
今日の打線の活躍はここまでに終わり、あとは守り切る展開となりました。
しかし、ここで誤算が起きました。
4回
簡単に2アウトとするも、内野安打のランナーが1塁。
続くバッターの打球は平凡なレフトフライ。
レフトには期待の新人・カシワギ
ポロッ
先ほどのカシワギの発言「違うんスよ。バッティングは調子でないんですけど、守備はいいんすよ!!」
「守備はいいんすよ!!」
さらに、続くバッターのレフト前ヒットでセカンドランナーがホームへ突入!!
ニシオカ「大丈夫だ!この浅いヒットならバックホーム間にあうぞ!」
カシワギ「いっけぇーーーーー!!!ってあれ? グラブの中にボールがない! 落としているじゃあないかぁぁぁぁ!!」
先ほどのカシワギの発言「違うんスよ。バッティングは調子でないんですけど、守備はいいんすよ!!」
「守備はいいんすよ!!」
「守備はいいんすよ!!」
それとは対照的に、5回の守備
サードの後ろへ落ちる小フライを
佐藤「どっせーーーーーーーい!!!」
ナイスキャッチ!!
さらに、ファーストランナーが飛び出しているところを確認
佐藤「ファイアーーーーーー!!!」
見事なゲッツー
最近の佐藤は守備がすごい
そしてついに最終回
7−3でリードしている。
中崎さん「よっしゃ。この調子で完投勝利をいただくぜ!」
???「おい、ちょっと待たんかい。わしを忘れとるぞ!!」
一同「お、お前は!?まだ帰ってなかったんか?」
そう、なんとリリーフとして中村が万全の準備を整えていたのです!
(カンのいい人は1人称が「わし」の時点でわかる)
しかし、中崎さんが連投にも関わらずあまりにも安定したピッチングをするので、出番を迎えられずにいたのでした。
中村「おいこら、7回はわしに投げさせい。本物のエースはわしなんじゃ。それになんや?7−3?この点差やとわしにセーブがつかへんやないか!!アホかお前ら!点取り過ぎやねんこの野郎!」
一同「こんなクズ、見たことねぇ…」
てなわけで最終回は中村がマウンドに
なかなかのピッチングで無失点に抑え、自分の実力をアピールしましたが、相手チームの新人に特大の2ベースを打たれていました。
やっぱりこいつにエースは重荷だ。
今日の英雄
1番ニシオカ & 2番ドイ
(3打数2安打2打点 & 4打数2安打2打点)
3番ハラダさん4番ミツイ5番カシワギがノーヒットである中で、死四球で出塁した下位打線のバッターを見事に生還させた。
番外編
試合後の外野ノックで、1回生にまじって野球を楽しむ5回生が一人…。
ニシオカ「コマイさん!!新しいグローブ、めっちゃカッコいいっすねぇ!!」
コマイさん「せやろ♡」(満面の笑み)