ジャスってこんなに強かったっけ? まぁ勝てるけど。
なぜなら少年漫画が読者(ぼくたち)に教えてくれるのは友情・努力・勝利じゃなく 最後に勝つのは能力のある奴だという きわめて残酷な現実だからだ
…
…
…
最近ブログのプロローグで書く事がなくなって困るニシオカ。
ホトケが強いのは周知の事実だし、必死に搾り出した「猛打というわりには、点が入らない!」ってなノリも、
我らが傲慢で不遜で一人野球の代名詞・シャクが完封しまくるので「でもどうせ勝つんでしょ」の一言でリターンエースされる始末。
イケダがエロいっていうキャラはお父さんに顔向けできないので封印。
フルタのガオガオ語もマンネリ。
ウツノミヤのゲバシャはもはや俺がパクってるみたいな風潮。
「書く事がないときが力の見せ所やで」
「おもんないことをおもしろくする。それが俺の仕事や。」
などとイキリまくっていた過去を反省せざるを得ない。
どうしたらええんや〜〜
どうしたらええんや〜〜
???「ニシオカさん。そんなに悲観しないでください。まだまだやれることはたくさんありますよ。」
ニシオカ「むっ!?その声は…。」
ドイ「悲観のプロである僕からすれば、その程度で悲観するなんて考えられないですよ。あなたが考えるより人生というのは鬱屈です。」
ドイは語る…
たしかにニシオカは、ヒットも打つ、守備もいい、頭も冴えりゃあ、超絶イケメン。
後輩からは尊敬の念を一心に集め、アニソンを歌わせりゃあ天下一品。
まさにパーフェクト、完全無欠のスーパースター。
そんなだからあんたは求めすぎるんだ。
俺を見ろよ。
俺は何にもないぞ。
普段ジュースを飲むから水に味がないと思うんだ。
泥水をすすれ、地べたを這いずれ。
とことん見上げろ、見上げすぎてバック転しろ。
それが悲観のプロだ。
ドイ「物事を悲観的に見ましょう。そうすれば、ブログだって新鮮さを取り戻しますよ。」
ニシオカ「ドイ…、お前…。」
頼れる後輩の一言に、まさに目からウロコの心境。
そうや、俺は今まで自分が活躍できることをいいことに、あることないこと書き綴ってきた。
面白ければすべてヨシやと勘違いしてきた。
すんません〜〜
すんませんでしたぁ〜〜
船場吉兆並みにすんませんでしたぁ〜〜
ここからは、みなさまのご期待に添えるよう、一心不乱に文字を綴ってゆきたいと存じます。
もしよろしければご鑑賞なさってください。
みなさまにほんの少しの安らぎを与えることができるならば、こんな光栄なことはありません〜〜。
今日の対戦相手はジャスティス。
京阪随一の打力と投手力を誇るスーパースター軍団。
ホトケなんて足元にも及びませんが、誠心誠意ぶつからせてもらいますぅ〜〜。
先攻をいただいたホトケは初回。
1番・ニシオカが相手投手の凄まじい剛速球に怯みまくりで、バットを振ることすらできません。
でも、なんか野球は4つボールを投げると出塁できるみたいなんで、それで助かりました。
ありがとうございますぅ〜〜。
でも、最近好調でいらっしゃるイケダさんと皇帝・シャクさんが連続三振しはりました。
たぶん
「ニシオカが塁上にいたら気分悪いし打つ気せんわ。」
ってことやと思います。
すんません〜〜
ほんますんません〜〜
しかし、次の打者は4番ミツイさん。
類い稀なる精神力に加え、女に一切見向きされないという苦行に自らを追い込むほど野球にストイックなミツイさん。
こんな仏さんみたいな方にはきっと神様が幸運を分けてくれるはずです。
そして、僕も少しでもミツイさんの力になりたくてワイルドピッチの間に2塁へ進みました。
すんません〜〜
僕みたいなもんが俊足とばしてすんません〜〜
その直後
ドガーーーーン
凄まじい音が御所に鳴り響いたと思ったら、それはやはりミツイさんの打球音でございました。
頼れる大打者の活躍で1点を先制させていただきました。
僕もあんなバッターになるのが夢です。
(でもどんなに頑張っても無理でしょうね。へへへ。)
2回には
先頭バッターのウツノミヤさんが左ひじで投球を受け止めるという妙技により出塁。
おゲバシャアの一言を拝聴することができ、誠に光栄でした。
その後、今年から京都大学にご入学しなさった将来有望な新入生・コバヤシくん、昨年打率0.060という大記録を打ち立てホトケの歴史に名を刻んだ英雄・マウラさんが凡退なさり、
2アウトで僕に見せ場を作ってくれたのですが
僕がそんな重荷に耐えることができるはずもなくクズみたいな凡打を放ち、はいつくばりながらベンチに帰りました。
すんません〜〜
ほんますんません〜〜
3回にも
イケダさんが軟式ボールの特性を最大限に活かした「叩きつける」バッティングでエラーを誘い出塁なさると、シャクさんはまるで割り箸を振っているかのように軽々としたスイングで2塁打をお放ちになりました。
無死2,3塁の絶好のチャンスです。
しかし、2打点目は相手が可哀想という理由からでしょうか、尊敬するミツイさんはあっさりと内野フライ。
さらに後続もミツイさんに続けとばかりに凡退し、無得点。
憎き敵といっても過言ではない相手チームを思いやる姿に、思わず涙が出そうでした。
慈悲深い〜〜
すごく慈悲深い〜〜
ですが、世の中とは無情なもので
恩を仇で返す
正直者がバカを見る
などという言葉が形容するように、
相手に慈悲を与えれば、自らが苦しんでしまうのです。
さすがのシャクさんも1点リードでは楽に投げることができません。
僕はキャッチャーとして足りないおつむを必死に稼働させて、お役に立とうと努めさせていただきました。
僕の拙い配球にもかかわらず、相手打者は次々と凡打に倒れます。
しかし案の定ピンチが訪れました。
突如、2連続ヒットを打たれて無死1,2塁。
たぶんシャクさんは
「下手くそな配球で打ち取れることを覚えたら捕手として大成せんな。」
とお考えになり、僕の鼻っ柱を叩き折るためにわざと打たれはったんやと思います。
真の優しさとは何かをわかっていらっしゃる素晴らしい方です。
ですが直後に僕がシャクさんの長く伸びる四肢から放たれた白球を取り損ね、無死2,3塁となりピンチが広がります。
すんません〜〜
ほんますんません〜〜
もし失点するようなことになれば、
自らの左腕を引きちぎり、それをホルマリン漬けにしてシャクさんの家に送ることでお詫びしようと考えていましたが、
僕の反省を察したシャクさんはここから怒涛のピッチングで3者連続凡退に打ち取り、僕の左腕を守ってくれました。
慈悲深い〜〜
すごく慈悲深い〜〜
そして、どうしても追加点をいただきたい5回の表
先頭バッターは新入生のニシムラくん。
若干僕と名前がかぶっていますが、僕(ニシオカ)は単なる「おか」なのに対し、
彼(ニシムラ)は荒れ果てた荒野を開拓し、人の生活できる環境を作り、ひとつの社会集団としての「むら」にまで発展させていらっしゃいます。
そんな優れたお方がヒットを打つのは自明の理。
素晴らしいセンター前ヒットで出塁なさると、半分おハゲになった方が捨て身タックルでつなぎます。
一死2,3塁のチャンスに打席に立つのは、私が師匠と崇めるあのお方です。
ドイ「どうせヒットなんか打てないんよ。ヒーローになろうなんておこがましいし、むしろクズだといって罵倒されても、かまっていただけるだけありがたいというべきなんよ。」
ボテーーン
さすが我が師匠。
やはり僕が一朝一夕に身につけられるほど「悲観」は簡単ではないんですね。
師匠の打球はこれでもかというぐらいのドン詰まり。
野球をしたことがない小学校3年生女子でもさばけそうなしょうもない打球。
でもこれが師匠の真骨頂。
3塁ランナーが無事に生還し、2−0と引き離させてもらいます。
その後、相変わらずシャクさんのナイスピッチングは続き、
ファーストの守備についた師匠が、高めの送球をとった際に思わず尻餅をつき、そのまま尻でベースにタッチするという神業を披露するなどで相手に得点を与えず、見事な完封勝利。
スーパースター揃いのジャスティスに勝利させていただきました。
ちなみにこれまで絶好調だった僕(ニシオカ)とイケダさんは調子に乗りすぎたためにノーヒットでした。
やっぱり謙虚さが一番です。
一日でも早くドイ師匠の境地に達せるように精進します。
今日の英雄
ミツイさん
2打数1安打1打点
シャクさん
完封勝利
今日の神様
ドイ師匠
2打数0安打1打点
人生とは何たるかを学びました。
ありがとうございますぅ〜〜
ほんまありがとうございますぅ〜〜
ハツネさん
いつもスコアつけてくれてありがとうございますぅ〜〜
当たり前みたいになってるけど、無安打のプレイヤーよりよっぽどチームに貢献してます。
もはや筆跡見ただけで興奮するレベルですぅ〜〜