優勝へのチェックメイト
「覚悟」とは!!
暗闇の荒野に!!
進むべき道を切り開く事だッ!!
ジョルノ・ジョバァーナ (ジョジョの奇妙な冒険 第5部より)
天気予報とはウラハラに猛暑が続く今日このごろ
しかし、そんなことはお構いなしに
6月22日 練習
6月23日 練習
6月24日 試合
というハードスケジュールをこなすホトケ。
その全てに参加した猛者ならば、今日程度の暑さには屈しないッ!!
と思ったが
ミツイ「暑い・・・。」
ニシオカ「暑い・・・ッ!!」
サトウ「暑いィィィィィィィィィイイイッ!!!!!!!」
さすがの彼らもこの暑さにはお手上げ。
しかし、今日の相手はダルマ。
今季、なかなか白星に縁がないようなので少しは余裕を持てるはず。
しかし、準備をしているホトケメンバーの前に
驚くべき光景が!!
中村「おい、ミツイ。今日の相手ってスヌーピーズやったっけ?」
なんと、相手ベンチにはスヌーピーズの中心選手が。
ミツイ「どういうことや、こりぁあ!?」
ダルマのキャプテンによると、正規メンバーが5人しか集まらず、隣で練習していたスヌに助っ人を頼んだらしい。
真夏日の真昼間にむさくるしい男が十数人も集まっているホトケベンチへのあてつけか。
それにしてもダルマ5人+スヌ4人って「ダルマ」として成り立ってんのかい。
などという文句が脳裏によぎりましたが、早く野球したいという‘熱い’気持ち、そして単に‘暑い’日照りに頭がやられていたのでそのまま試合開始。
相手は5人しかいないので、ピッチャーはそれほど手強くはありませんでした。
「これなら打撃重視のホトケの敵ではないなぁ、へっへっへ。」などと思っている1年生もいたことでしょう。
ですが、前期リーグ終盤に来てホトケの悪い癖が出ました。
「よっしゃーーー!!これは多分ボール球だけど、この程度の球速なら打てるぜーーーッ!!」
ボテッ
みたいな感じです。
とれるはずの点がとれないとリズムが悪くなってしまうのが野球。
まさにそんな状況に陥ろうとしたその時!!
あの男が吠えた!!
サトウ(準認定クズ)「てめぇら!しょうもねぇバッティングしてんじゃねぇーぞッ!!」
カキーーーーン
なんとチーム初ヒットはサトウ(準認定クズ)。
クズの活躍には主軸が応える。
これが今までのホトケなのですが、なぜか今日は打率4割のニシオカも、不動の4番のミツイも、スーパールーキーのシャクも、これに続けません。
ますますリズムは悪くなる一方。
ミツイ「もうだめだ。今日は全く力が出ない。調子に乗って前日・前々日と練習するんじゃなかったぜ、やれやれだ。」
???「おい、ミツイよ。お前はいつからそんなに弱気になったんだ。俺をしっかりと見ておけ、たった一度の活躍に飽き足らない貪欲なこの俺をな。」
ミツイ(心の声)「こ、こいつ、いつからこんなにたくましくなりやがったんだ。人の成長って素晴らしいぜ。」
サトウ(準認定クズ)
「ドラララララーーーーーーーッ!!!!」
バコーーーーン
なんと2打席連続ヒット。しかも今度は2ベース!
このあと、3塁に進んだサトウがシャクの犠牲フライで生還し、1点先制。
先制さえすればもうこっちのものよ、だってホトケは最強だもの♥
と思った画面の前のウルトラハイパープリティーなホトケファンのあなた。
野球は筋書きのないドラマだということをさっさと理解してください。
カワイイからってなんでも許されると思ったら大間違いやぞ、この野郎!!
ここまで好投していたシャクが相手打線に捕まり2失点、あっさりと逆転されてしまうのです。
しかし、我々もあっさり逆転しました。
あまりにもあっさりとしていたので、あっさりとした文章で書きます。
先頭のドイがフォアボールを選び、
続くカシワギがレフト前ヒットでつなぎ、
ワイルドピッチで同点。
さらにマウラがフォアボールで出塁し、
久々登場のハラダさんが2ベースを放ち4−2になりました。
すごくあっさりしていました。
このあっさり感を読者の皆様にも味わっていただけたでしょうか?
決してブログを書くのがしんどくなったとかではありません。
ブログなんかさっさと終わらせてエロ動画をみたいなぁ、とかではありません。
このあとは、リリーフで投げたがっていた中村をミツイが黙らせ、シャクが完投しました。
4−2で勝利です。
総括すると、とてもヒヤヒヤした試合でした。
このヒヤヒヤ感を読者の皆様にもお伝えしたいですが、諸事情によりあっさりとお伝えしました。
今日の英雄
サトウ
(2打数2安打1得点)
主軸が沈黙するで孤軍奮闘。勝利へのきっかけをもたらした。
ハラダさん
(1打数1安打)
ふらふらっと現れて、ふらふらっと打席に立って、ふらふらっと決勝タイムリー。
さすがじゃのう。このやろう。
番外編
訃報です。
幾度となく我々の力となってきてくれた
戦友「トリプルZ」
が故障し、実戦復帰不可能と判断されました。
本当に残念です。
ですが、彼(彼女?)はこれからも我々の心のなかで我々と共に戦ってくれるでしょう。
今まで本当にありがとう。